2014年2月28日金曜日

マンションを買う?なら修繕積立金のカラクリは理解してるんですよね。その1

修繕積立金…マンション購入を考えるときに、まず気になるコストですよね。

ワタシもそうでした。毎月1万円から2万円、そこに住む限り払うことが義務付けられてるなんて、まるで一生のローンを払わなきゃいけないような気分ですよね。

なので、マンションの営業マン、相当な数の人に会いましたが、そのたびに聞いてきたんです。「一戸建てに比べて高く付きますよね」と。でも結局、納得のいく答えは聞くことができませんでした。

だいたいマンションの営業マンはこう言います。「住居のメンテナンスは一戸建てでも必要なものです。マンションの場合はその費用をあらかじめプールしているだけですよ!」

ちょっと待てよ。たとえそうだとしてもだな…

・修繕すべきかどうかの判断、修繕するタイミングは自分では決められないよな。
・もちろん修繕業者も自分では選べない。管理組合の多数決ですよね。
・だいたい管理組合ってちゃんと運営されているもんなんですかね。
・どこを修繕するか、いつするか、どの業者に依頼するか、ちゃんと議論します?
・同じマンションの入居者同士で、そんなキチッと議論するとは思えない!
・想像するに、ありていの集会で予定調和の合意をするんでしょ。
・そりゃ自分だって好きこのんでお隣さんとケンカしたくないもんね。

とまあ、ちょっと考えただけでも余計なコストが掛かっちゃう気がしてならないわけです。

さらに、これは場数を踏んでだんだんわかってきたことなんですが、メンテナンスの請負業者はだいたいマンションデベロッパーの子会社なんですよ。つまり…

マンションを作って売って、さらにメンテナンスでも商売する、という一連のビジネスモデルがすでに組み込まれているわけです。

長くなってきたので後半はまた次のエントリーにて。

マンションか一戸建てか、それが問題だ

そうなんです。これ究極の選択。

まず気になるのは、マンションに入居した際のランニングコストですよね。管理費とか、修繕積立金とか、駐車場とか。

さいきん駐車場は安く抑えているケースが多いと思いますが、管理費はだいたい1万円ちょっとから2万円、修繕積立金は、まあピンきりですが1万円くらいから、高いところだと2万円半ばという例も。つまり、ローン支払い以外にざっくり2-3万円はかかることになります。

単純に額面だけで言えば、3万円×12ヶ月×20年とすると720万円ですね。2万円としても480万円。もちろん20年以上住めばもっと積み上がっていきます。

もちろん、一戸建てでも修繕費用が必要なときはあるでしょう。でも、それをあらかじめ、決まった額を収めなければならないというのは、資産の流動性という点ではマイナスです。

例えば…、子供が私立の大学に入ったとします。4年間はある程度の学費支払いが必要ですね。そんな時、手元に使える資産があれば、「んー外壁がくすんできたし、そろそろ塗り替えたほうがいいかなー。でもムスメが大学に入ったし、もうちょっと待ってからにしよう!」と言えるかどうかです。
修繕積立金を払っていたら、手元にあるはずの資金はすでに上納済み、自分の自由にはなりません。

修繕積立金の説明も、マンションの営業マンからさんざん、根掘り葉掘り聞きましたが納得できる回答はありませんでした。その話はまた後ほど…




家探しの過程を自分へのメモも兼ねて共有します

はじめまして。賃貸住まいの42歳、妻1人ムスメ1人です。

家庭を持ち、子供にも恵まれて、賃貸住まいから脱却し、自分の家を持とうと家探しを始めたところ、、

人生で一番高い買い物にもかかわらず、お仕着せの情報ばかりで、納得のいかないまま漫然と、手探り状態で家探しをしてしまっている毎日です。

そんななかで、売り手側の物言いに惑わされず、自分で確かめたこと、納得したことを備忘録も兼ねてブログに記録していくことにしました。

同じような境遇の方がいるかどうかわかりませんが、あくまで「買い手側」の立場で納得できた情報を共有していきます。ご参考になれば幸いです。